冷間ロール成形機 BURS21
成形条件を記憶、データ化。
調整作業のタッチパネル化。
さらには、画像検査システムによる、オンライン形状監視と自動補正。
また、既設設備にも搭載可能な対話型リモートメンテナンスにより、万一のトラブルにも迅速な対応を実現。
ロールフォーミングは次世代へと進化します。
ユーザーに優しいデザイン
タッチパネルでの操作により、オペレータの負荷を軽減。
操作性を向上しました。また成形ユニットは次世代ロール成形をイメージする斬新なフォルムで覆い、従来ロール成形のイメージ革新に成功。生産現場がスマートなデザインに変わり、柔らかなイメージが職場環境を改善し、一般オペレーターはもとより、若年技術者、未経験者、女性でも使い易い機械になりました。
更には大きなRを持つポリカーボネート板のカバーリングにより、職場環境の美化と安全性をアピール。
機械の高さを「胸より下」に抑え、圧迫感を除くとともに作業性を高めました。
成形条件を記憶可能
ロールの上下軸間距離、タークススタンドの調整など、成形条件を記憶しておくことが可能です。
板厚、コイルの種類による最適な状態をあらかじめ記憶させ、タッチパネルのキー操作で簡単に呼び出すことができます。
トラブルによるライン停止時間を最小限に
対話型リモートメンテナンスシステムは、機械設備の電気的故障の原因究明及び修理などのメンテナンスを電話回線あるいはLANなどの通信回線を利用して、リモートコントロールにより行います。
早急な原因解明が可能、且つ機械操作に不慣れなユーザー側オペレータにも的確な指示を与え、迅速な復旧対応が可能です。
万一の電気系トラブルによるライン停止時間を最小限に抑えます。
オンライン検査システムの実現
高速ビジョンシステムを導入し、成形時における製品のダイナミックな変形を高速ビジョンにより瞬時判断し、その情報を成形ラインにフィードバックして自動矯正を行うアルゴリズムを開発。
オンライン検査に基づく、「高速連続自動運転技術」が実現しました。
ロールフォーミングで製造された商品の品質保証と高生産性を同時に可能とします。