環境機器事業

Aida Engineering co.,Ltd. OKAYAMA JAPAN

SCROLL

刀を彷彿とさせる
切れ味と耐久性

フォーミングロールの熱処理を創業当時から行っていましたが、他の製品へ展開することができないかと考え、破砕機及び破砕機用刃物の設計・製造と、破砕機全体のメンテナンスを行う、環境機器製造部が約20年前に発足されました。特に、発足当初から金属熱処理に力を入れており、材料開発も含めて刃物の長寿命化に貢献しています。

破砕機の役割

産業廃棄物等を、効率的かつ安全に処理を行う事で、再資源化を行う循環型社会において重要な役割を担っています。

熱処理について

熱処理とは、金属を加熱・冷却することで材料の特性を変化させ、硬度・靭性を持たせる処理を行う事です。

生産体制

生産工程

①材料切り出し

②形状加工

③金属熱処理

④硬度検査

⑤平面研磨

その他

図面化(設計・製作)

材料分析

肉盛り補修

熱処理設備

熱間・冷間ダイス鋼に特化した最新鋭の設備とノウハウをもった熱処理技能士1級管理者により、お客様のご要望に応じた熱処理が可能です。

金属熱処理設備

真空焼入れ炉(2基)
900W×900H×1200L 1500kg/ch

焼戻し炉(6基)
900W×900H×1200L 1500kg/ch(3基)他

関連設備

自動搬送装置

焼入した製品を冷却室に自動で搬送可能にした事で作業者の負荷軽減と安全確保から生産性の向上を実現しています。

冷却装置

気温差に左右されず、一年を通じて安定した熱処理を実現しています。

改良鋼材の開発

熱間ダイス鋼を改良した、「AEN」を開発。従来の材料と比較し、硬度と靭性を最適化することで、刃物の長寿命化が出来るようになりました。

破砕対象物の比較

1年間しようした破砕機で比較すると、破砕対象物に大きな差が見受けられました。一般的な鋼材の場合、刃物が摩耗して、破砕対象物が破砕できていませんが、改良鋼種の場合は、1年間使用しても刃物の硬度と靭性が保たれ、均一に破砕されています。

一般的な鋼材を使用した刃物

改良鋼種を使用した刃物

刃物寿命の比較

「AEN」は1年経過しても破損することはありません。メンテナンス頻度を減らすことで、ランニングコストが大幅に削減することができます。左は一般的な鋼材を使用した刃物で、カケ・ワレが発生しています。右は、「AEN」を使用したもので、破損は発生していません。

使用して約1年が経過した一般的な鋼材

使用して約1年が経過した「AEN」

事業の強み

刃物の復旧技術

図面の無い破砕機でもご相談ください。あらゆるメーカーの破砕機メンテナンスが可能です。

破砕機メンテンナンス

刃物製造の強みを活かしたメンテナンスを行う事により、高品質なモノづくりを可能としています。

環境機器事業 納入実績

川崎重工業株式会社
日本キャタピラー合同会社
日鉄環境エネルギーソリューション株式会社
メタウォーター株式会社
三菱重工パワーインダストリー株式会社
株式会社タクマ
JFEエンジニアリング株式会社
JFEスチール株式会社
日本製鉄株式会社
株式会社神戸製鋼所
エクシオグループ株式会社
エコシステムジャパン株式会社

法人のお客様へ

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